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その力は俺を選んだ 何も出来なかったと嘆いていた俺に使命を与えた 俺に何が出来るのか今はわからない だけど進もう 護るべき者の道標となるために・・・
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【2】で【星月夜】のメンバーと参加
(パフェはかなり久しぶりだな…)
蓮花や仲間達に誘われてここに来た俺
軽く昼食を済ませて俺はコーヒー、皆は本命のパフェに…
「無理言って悪いな、宥。今度余裕があるときに缶コーヒーおごるよ」
俺は近くに座っていた宥氣にそう小声で言う
最年長の俺達で皆に奢るということで…
まぁでも、甘い物は至福の時というからな
実際、蓮花の顔は想像以上に笑顔になっている
他の奴らもそうだ
初めはコーヒーだけだった俺も
皆の食べてる姿を見てそっと店員に抹茶サンデーを頼んだ
「いや、皆が食べてるのをみてたら食べたくなってな」
運ばれてきた品の抹茶の香りがふんわりと香る
久しぶりの味は苦くて甘い、大人の味だった
(300文字/300文字 4/12まで変更可能)
自殺志願者の対応:薫との接触後、猪狩が保護してから説得
志願者の説得終了後、直ちに薫の説得を開始
俺自身、彼の境遇と似た経験をしているため、他人事とは思えない…
俺も孤独を味わった
今は義理の家族もいるけれど、本物の孤独から俺も脱出できたとは思っていない…
(だけど生きなきゃいけないんだ!自分を守ってくれた人の為に、今共にいてくれる人の為に!)
「薫、聞こえるか?『闇』に負けるな!どんなに絶望に打ちのめされてもそれが全てなんかじゃねぇんだ!
幸せって言うのはな、過去じゃなく『今』にあるんだぞ。お前なら解ってるだろう?」
「帰ってこい!皆が待ってる暖かい場所へ。お前は一人なんかじゃないんだぞ?」
(以上、3/13修正 292文字/300文字)
2月14日。
街中に甘い香りが漂う日、だ
「ふうき~!はい、私から『あいじょう』いっぱいのチョコレート♪」
寮の食堂で、俺を見つけた蓮花がニコニコ笑顔でチョコを目の前に・・・
周りにいた学生達はこちらを見てくすくすと微笑んでいたり、
「お姫様の告白だ」と、ひやかしを言っている。
(愛情って言葉、一体何処で覚えたんだ?こいつ・・・)
そう思った俺は、内心頭を抱えた。
「あのな、蓮。そういうものはもっとこっそりと渡す物なんだぞ?」
どうして?と、首をかしげる彼女に、俺のバレンタインのセオリーを話しても理解は出来ないだろう。きっと・・・
サンキュといってチョコレートを受け取る。
ちなみにこのチョコ、昨日クラブの皆にあげるからと言って一緒に作ったチョコの1つだ。
(バレンタインデーか・・・)
俺は蓮花に貰ったチョコを見ながら少しだけ昔のことを思い出した・・・
【星月夜】のメンバーと天体観測
ほとんどが小学生だから、俺と弐之瀬秋夜で引率
メンバーが揃ったら途中のコンビニでホットドリンクを買って、
予め見つけた公園へ
「じゃぁ説明始めるぞ。まずはオリオン座からだ。南側の空に3つ並んだ星があると思うが…」
と、夜空を指しながら説明を始める。質問が出た時は、それに答えながら…
俺が星や星座に興味を持ったのは父親が詳しかったから
初めて覚えた星座もオリオン座で、その大きさと美しさに幼心に感動したものだ
その時の感動を上手く俺は伝えているかどうか…
「いつも言うが『星を知る』と言うことは難しいことじゃないからな?
見上げる楽しさや星座達の中にある物語に興味を持つことが大事なんだ」
新堂辰人(d07100)と上木ミキ(d08258)と
やっと午前の授業が終わり、俺は軽く背伸びする
「やった~!昼飯だぁ」
さて…と席を立ち、朝に声をかけた二人と学食へ
「新堂、上木、学食行こうぜ。マジで腹減ってんだ」
学食のいつもの場所
俺はハンバーグ定食に
満面の笑みでハンバーグを食べる
「いつもならこそっと早弁するんだけどな」
登校途中に菓子パンを1つ買うのを今日は忘れてしまったからだ
ふと上木の持ってきた弁当箱を見る
「え?それだけで足りるのか?もっと食べないともたないぜ?」
俺の少し食べるか?と冗談で言ってみる
「新堂は…丁寧に食べるんだな。性格が出てる?」
やはりこうして誰かと食べるのは楽しいと改めて実感した